スーパーフードとして人気が続く「チアシード」に注目!

栄養の宝庫と言われる「チアシード」は、数年前に海外セレブが美容やダイエットで愛用している事で話題になり、健康志向の女性には「スーパーフード」として広く認知されています。

小さい黒い粒のチアシードは、メキシコやペルーなどの南米で育つシソ科の植物の種になります。

古代マヤ人・アステカ人の大事な栄養源として重宝したといわれる「チアシード」の魅力は、何といっても栄養価の高さです。

今回は、そんなチアシードに含まれる栄養と健康効果についてまとめていきます。

チアシードは栄養の宝庫!健康から美容まで嬉しい効果が期待できます。

チアシードには主に、食物繊維、αリノレン酸(オメガ3脂肪酸)、他にも必須アミノ酸、鉄分、カルシウム、タンパク質が含まれており、世代を問わずさまざまな健康効果が期待できます。

・腸内環境を整える

食物繊維も豊富に含むチアシードは、腸内環境を整えて便秘対策に有効です。食事で摂る食物繊維は、コレステロール値を下げることでも知られています。

また、食物繊維と高タンパク質の組み合わせはダイエットの強い味方でもあります。

・αリノレン酸(オメガ3脂肪酸)の宝庫

チアシードには、オメガ3脂肪酸のαリノレン酸(アルファーリノレン酸)が豊富に含まれています。αリノレン酸は体内でEPA、DHAと変換されて、中性脂肪を減らす、アレルギー症状を緩和する、動脈硬化を予防する、シ免疫機能を整えるなど、さまざまな体に良い効果があります。

また、精神を安定させる効果もあり、うつなどにも効くと言われています。

美容面でも、αリノレン酸にはシミの原因となるメラニンの生成を抑えるはたらきがあり、一部の美白化粧品にも入っています。

・抗酸化作用

チアシードは天然ビタミンEも含有している事もあり、高い抗酸化作用を持つ種です。抗酸化物質は、体内を「老化」させる活性酸素の活動を防ぐ大事な役割をします。

・骨の健康にも役立つ栄養素

牛乳よりもカルシウムを多く含み、他にもマグネシウム・リン・タンパク質は骨に良い栄養素でもあります。

・貧血予防

ゴマやレバー以上に豊富な鉄分を含んでおり、貧血予防にもチアシードは効果的です。

 

チアシードがいかに栄養の宝庫であるかを、お分かりいただけましたでしょうか。

しかしながら、栄養豊富なチアシードも食べ方によって栄養をしっかり取り入れる事ができない場合があります。最後に、豊富なチアシードの栄養を効率的に摂る食べ方を紹介します。

効果的なチアシードの食べ方

・水を含ませる

チアシードはそのまま食べずに水分を含ませた状態で摂取しましょう。チアシードは、グルコマンナンという食物繊維に覆われています。この成分はコンニャクに含まれているもので、水に浸すと膨らむ性質を持っています。水分を含ませる事で、チアシードはプルプルのゼリー状になり、食物繊維の働きを上げる事ができます。

・熱を加えない

また、チアシードに含まれる栄養素の「オメガ3脂肪酸」は、熱を加える事で栄養素が破壊されてしまいます。熱を加えずに、生の状態で食べましょう。

・よく噛む

チアシードは、ゴマのように固い殻に覆われており、この殻に覆われた状態では栄養素を十分に吸収することが難しいとされています。よく噛んで食べることで、栄養素の働きを発揮できます。

チアシードを素材のままで摂る食べ方をご紹介しましたが、継続が難しかったという方はサプリメントタイプがおすすめです。チアシードをオイル状にしてカプセルに詰めたサプリメントは、続けやすく、酸化の心配もなく手軽に栄養素を効率的に摂る事ができます。

どの世代にも嬉しい効果を発揮する“奇跡のスーパーフード“「チアシード」を、毎日の生活に取り入れませんか。

 

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