高品質のマカが育つ原産国ペルーのフニン地域は、標高4000mを超える高原にあります。
このフニン地域で育つマカのみが「原産地呼称」を使うことができ、農業の専門家は「原産地呼称地域でとれたマカは最高の値がつく」というほど、価値あるマカが育ちます。
そんな価値あるマカが育つ大きな特徴として、【標高】【強い紫外線】【強い風】【少ない酸素】、そして【激しい寒暖差】が関係しています。どのくらいの寒暖差があるかというと、フニン県の高原にある畑は1日の気温差が30度もあります。早朝のマカの葉には霜がついており、気温の低さを物語っています。早朝は氷点下、日中は20度に達します。この環境を毎日繰り返して、マカは豊富な栄養を蓄えて強く育つのです。
実際にどのくらい変化しているのか、1日の温度を現地で追ってみたのでご紹介します。
朝6時:気温は-0.1度
計測した日は温かかったにも関わらず氷点下を記録しています。普段は-5度まで下がるため葉っぱまで凍っています。
朝7時:気温は-9.1度
朝8時:温度計は13.6度
2時間で13度以上も上昇している事が分かります。
朝10時:温度計は21度
さらに気温は上昇して21度を記録しました。過酷すぎるこの環境こそが、最高品質のマカが育つ大きな秘訣になっているのです。
マカの最大の特徴はストレスに耐える力にあります。
この激しい寒暖差でマカが受けている影響は大きな「ストレス」です。
そして、日々、30度の寒暖差に晒される環境に耐えることが出来る植物種である事が、マカの最大の特徴だと農業の専門家もおっしゃっています。このストレスによる耐性成分がマカの栄養成分に大きく関係しており、過酷な環境でストレスを与えられて育つマカほど栄養豊富なマカになると言っても過言ではありません。
また、ストレスによって得られる耐性成分は、不凍液と同じような作用も与えてくれて氷点下でも凍らずに成長できる特性にもなっています。これはマカが標高4000m以上の草原地帯という、特異な環境によって形作られた種だからこその特性のため、他の野菜は育成不可能な環境といえます。
同じマカでも低地で育ったマカは、大きなマカが育つのですが質量が軽いのに比べ、ペルー・フニン産のマカは小ぶりですが質量がしっかりあります。
この質量の違いは栄養の違いです。フニン産のマカには、氷点下でも生き抜いていくために蓄えた栄養が濃厚に含まれているのです。
農業栽培の専門家が見た驚異のマカ
ペルー・フニン県の土地は硬い牧草以外の他の植生が存在しない中、植物が実を結ぶまで至るその生命力とストレス耐性は驚異と言わざるを得ません。
植物は太陽光線、水はもちろんですが、その生育地の気温によって特徴づけられていきます。
フニン県は夏場に摂氏15度前後まで上昇しますが、その標高で夜間は氷点下10度以下となります。摂氏15度というのは植物が成長できる温度ため、日中の気温の上昇と共に、急激に成長を遂げているのです。そういった特性がまさにマカの真髄だと思います。
本物のマカが育つ過酷な環境をお分かり頂けましたでしょうか。
マカのサプリを選ぶ際は、マカ本来の栄養を持ち、ホルモンバランスの調節をする働きを持つペルー・フニン産で育ったマカかどうか、というのが一番のポイントになります。